2020年に買ってから、よく使ったノリーズのロードランナー“LTT690PH”について話していこうと思います。
下はダッジ(1oz)から、上はタイニークラッシュ(2oz)までの重めのルアーが扱えるとても懐の広いロッドになっています。

まずはこのロッドとの出会いから話します。
いまから1年ほど前、1-2ozの重量級ルアーを投げるのに使っていたのがポイズンアドレナ166H-SBでした。
メーカー表記の適合ルアーウェイトとしては10-56g。
使った感じだと1ozがど真ん中で、それ以上になると途端にしんどくなる印象です。
正直1ozクラスのルアーならMパワーのイヨケンロッド“169M-FM/2”で投げちゃいます。
なのでもうすこし上のウェイトをカバーできるロッドを求めていました。
そんな中で見つけたのが“LTT690PH”です。
さっそくブンブン厚木の店長に在庫があるか聞いてみたところ、
「明日入荷します!」
との返事がw
このロッドは生産量も生産頻度も多いわけではありません。
釣具屋に置いてあることのほうが珍しいロッドです。
このタイミングはまさに運命!
ちょうどノリーズのロッドを使ってみたいという好奇心もあって購入を決意しました。
youtu.be
LTT690PHの「P」は“パワー”と勘違いされやすいですけど、“パラボリック”の「P」です。
パラボリックとは放物線のようにロッド全体が曲がるように設計されています。
ブランクス全体で魚のやりとりを追従してくれるのでバラしづらく、太軸フックも貫通させられるパワーを持ち合わせています。
重量級のハードルアーにはもってこいの番手です。
使ってみた感想としては、自分の予想通り1.2oz〜2ozまでのルアーがとても快適に扱えます。
参考に僕がおもに投げているものをまとめておきます。
・ギルロイドベビー(1.2oz)
・ギルロイドJr(1.8oz)
・ジョイントフカベイト(44g)
・アベンタクローラー(1.3oz)
・ゾーイ&ジョイントゾーイ(1.2oz)
・タイニークラッシュ(2oz)
メーカー表記の適合ルアーウェイトは3/8oz〜2ozです。
しかし、1ozクラスのダッジやNZクローラーJrなどはちょっと扱いずらい印象です。
3/8ozなんてとてもじゃないけどきついと思います。
ど真ん中は1.2oz〜と覚えていただければ大丈夫だと思います。
タイニークラッシュについては、ツリデルタ史に残る伝説のタイニークラッシュ事件以降から使い始めました。
youtu.be
試しに組んでみたら、これが使いやすくてビックリ!
キャスト時のオーバーウェイトによる不安はまったくありませんし、むしろとてもロッドにウェイトが乗って投げやすい。
さらにパラボリックな調子がドッグウォークにバッチリです。
おそらくクランキングもできちゃいます。
“LTT690PH”1本だけで2ozクラスまでのビッグベイトも投げられるってわかったのはかなり大きいです。
オカッパリやボートでもタックルがスッキリとまとまりそうです。
今年はこのロッドに21アンタレスDCを乗せてタックルを組みたいと考えています。
間違いなく至高w
あとは2021年のNEWアイテム、ライザージャック(2.5oz)がこのロッドでいけるのか試してみたいところですが、まだできていません……。
このブログを読んで“LTT690PH”に興味を持った方は、ノリーズプロスタッフの津輕辰彦さんの記事も読んでみてください。
というか、そっちのほうが参考になりますのでw
それじゃあまた明日。