リール

20メタニウムは19アンタレスを殺してしまうのか?

2020年1月14日にシマノの新製品が情報解禁されました!

0時を回ったタイミングで契約プロがそれぞれ、開発に携わったものをブログや動画で公開しましたね。

去年もそうでしたが、この日はホントにクリスマスを待つ子どもの気分というか、童心に返ってお祭り騒ぎを楽しんでいる自分がいますw

今回はシマノ新製品のなかでもいちばんの目玉である20メタニウムについて触れていこうと思います。

 

↓その後、釣りフェスティバルで触ったあとの記事

www.iwatajubilou.com

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いまさら素人がスペックや性能をなぞってもしかたがないので、個人的主観全開でいきます!

※本ブログの画像は黒田健史プロのブログからお借りしています。

kenshikuroda.com

見た目

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まず目に飛びつくのが色ですよね。

16メタニウムがシルバーを基調としていたのに対して、20メタニウムはガンメタになりました。

メタニウムといえばボディがマグネシウム合金で作られていて、メタニウム=シルバー、マグネシウム=シルバーみたいなイメージがありました。

 

ですが、ガンメタはガンメタでかっこいい!!!

個人的にぜんぜんアリです!!!

 

シルバーカラーが醸し出すスタイリッシュさは失われてしまいますが、どんなロッドにも合わせやすく見た目の高級感と剛性感があります。

リールのカスタムが好きな人にとっては、これまでのビビットなカラーパーツより、すこしトーンダウンさせたネイビーとかダークグリーンとかのほうが合いそうな気がしますね。

ボディデザインはフルモデルチェンジが行われて、パッと見はバンタムMGLのような印象を持ちます。

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そこをメタニウムらしくスタイリッシュに見えるように、全体的にシャープに整えられていてとてもかっこいいです。

デザイナーさんのメタニウムにかける想いが伝わってくる部分です。

 

細かいことを挙げるとするならば、サムレストのところに書いてある“Metanium”は正直いらなかったかなと思います(笑)。

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16メタニウムのときはあまり気にならない部分ではありましたが、ガンメタに白文字で書いてあると途端に目立って気になりますね。

せめて黒文字だったらなぁ……。

MGLⅢと巻き心地

20メタニウムには19アンタレスに初めて搭載されたシマノの新技術“マグナムライトスプールⅢ(MGLⅢ)”が採用されています。

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これが今回のタイトルにもなった、“20メタニウムが19アンタレスを殺してしまうのか否か”の焦点になるのではないかと思います。

僕も19アンタレスを買ってみて、MGLスプールⅢのスゴさに驚きました。

キャストフィール、低弾道、遠投性能、静粛性など、投げれば投げるほどヤミつきになる中毒性を持っています。

これは間違いなくMGLスプールⅢがもたらすものです。

それがたった1年で20メタニウムに転用されるとは……うれしい反面、悲しい気分ですw

 

さらにそれだけではありません。

 

20メタニウムからジュラルミン製ギアではなくブラス(真鍮)製ギアが採用されます。これにより巻き心地が格段にアップします。

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16メタニウムではすでにジュラルミン製でマイクロモジュールギアが採用されていましたが、その恩恵を感じられるほど巻き心地がいいとは言えませんでした。

それに比べて19アンタレスの巻き感はとてもシルキー。天と地ほどの差があります。

ちょっと重いけど、そこを目をつむってでも19アンタレスを使いたいと思える巻き心地があるのですが、もしかしたらそれが20メタニウムでひっくり返ってしまうかもしれません……。

その答えは今週末の釣りフェスティバルで実際に触ってみて、感じたいと思います!

↓その後、釣りフェスティバルで触ったあとの記事

www.iwatajubilou.com

カスタムスプールでベイトフィネス?

20メタニウムは発売と同時にシマノ純正カスタムパーツとして、8lb100mのMGLスプールⅢが発売されます。

これを聞いて思い浮かべるのは、スプールを交換することで20メタニウムはベイトフィネスの領域までもカバーできるんじゃないかということです。

さすがにノーシンカーのレッグワーム2.5インチを快適にキャストできるかと言われればむずかしいかもしれません。

ですが、浅溝のMGLスプールⅢがどのくらいのポテンシャルを持っているかは、投げてみないことにはわかりませんよね?

ノーシンカーのレッグワームと言わずとも、5−7gの小型プラグや2.5gのライトテキサスなんかは十分にこなせるのではないかと思っています。

 

そして、ここで思い浮かべてしまうのはアルデバランMGLの存在です。

 

カスタムスプールと同じ8lb100mのラインキャパを持つベイトリールですが、自重の違いはあれど20メタニウムは19アンタレスだけでなく、アルデバランMGLまでも殺しにかかっていると言っても過言ではありませんw

素人がそんな細かいリールの使い分けをするほどの釣りをするのかっていうのもありますしね(苦笑)。

ただやはりど真ん中のベイトフィネスをやるにはマグネットブレーキのほうが軍配が上がると思っています。

ですので、カスタムスプールの使用用途は限定されたシチュエーションで発揮するのではないかと思います。

それでももちろん買いますけどねw

最後に

あとは細かいところでうれしい点を挙げるとすれば、20メタニウムのXGのハンドル長が45mmになったことでしょうか。

16メタニウムのときはXGのハンドル長は48mmでしたので、ちょっと長すぎじゃないかと思っていました。

XGを購入される方は(自分も含む)基本的に撃ちモノに使用される方が多いと思いますので、欲を言えば42mmハンドルでノーマル、HGと統一をしてほしかったところではありますね。

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出典:メタニウム [Metanium]|両軸リール|リール|製品情報|シマノ -SHIMANO-

 

兎にも角にも今週末には釣りフェスティバルで実機を触れるわけですから、楽しみでしかたがありません!

もちろんいろいろと動画を撮ってこようと思っています!

会場で見かけた方は声をかけてください^^ ステッカー差し上げます!

 

黒田プロの画像のおかげで、なんか初めて釣りブログっぽい内容になった気がしますw

それじゃあまた。


#49 シマノ2020新製品最速解説!NEWメタニウム。MGLⅢスプール採用

 

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