GoProの新作“GoPro HERO8 Black”が発表されましたね!
いまや釣り動画をやるうえでアクションカメラはなくては始まりません。
アングラー目線での主観的なフィールドの臨場感やダイナミックな魚とのやり取りを簡単に伝えられる手段のひとつです。
これひとつで釣り動画の撮影をしているYouTuberの方もいますね。
YouTubeに動画を投稿していなくても、最近では自分用の記録(思い出)としてアクションカメラをつけて釣りをされる方が多い気がします。

現在ツリデルタトーキョーでは、アクションカメラ2台(ソニーとGoPro)とハンディカムのビデオ1台を使って撮影しています。
メンバーが3人ということもあって、もう1台か2台アクションカメラを増やそうと思っていたところで、GoProの新作発表となりました。
なので今回の新作をすごく楽しみにしていたのですが……。

GoProはiPhoneと同じく毎年秋にモデルチェンジが行われているので、「買いたいときが買いどき」です!
もちろん新作が発表されれば旧モデルの値段は下がります。
自分が必要とする機能やスペックを考えて、お財布と相談しながらこのタイミングで購入するのがいちばんだと思います。
GoPro HERO8のいいところ
このブログはガジェットブログではないので、新旧モデルを比較するといった細かいところには触れません。
ググればいっぱいわかりやすい記事が出てくると思います。
あくまで釣りで使用するうえで、GoPro HERO8 Blackを僕がどう思ったかを書いていきます。
本体にマウントが付属!
GoPro Fusionに採用されていた本体に埋め込まれた折りたたみ式マウントがGoPro HERO8にも導入されました!
これでバッテリー交換のときにいちいちハウジングケースから外す手間がなくなります。

本体サイズは大きくなったみたいですが、ケースに入れた状態のHERO7よりも小さいみたいなので、実質小型化されたと言っていいでしょう。
これだけでもう欲しい!!
フロントマイクがついた!
これまでGoProの最大の弱点は音でした。
本体のマイク位置によるものだと思いますが、ソニーのアクションカメラと比べてもその差は歴然です。
素人目に見ても音質のクリアーさと音の拾いかたはいいとは言えません。
新しくフロントマイクがついたことによって、この点がかなり改善されるんじゃないかと思います。
ガジェット系YouTuberの方々が先行してHERO8の動画をアップしているので、そちらをご覧いただければ一目瞭然です。
これはもう買いでしょう!!
GoPro HERO8のよくないところ
ここまでよい部分を書いてきましたが、僕は本当に言いたいことはここからですw
本題はここからなんです!
USB-Cの差込口の位置が最悪
今回HERO8の購入を見送りそうになっている問題点はここです。
本体に折りたたみ式のマウントが導入されたことで、従来のバッテリーの位置(本体下側)が右側面に移動しました。
これにより、これまで本体左側面にあったUSB-Cケーブルの差込口もバッテリー+SDカードスロットと同じ、右側面に内包されています。
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引用:
「電池が切れたらバッテリーを交換する」という使いかたであればなんら問題はないように感じますが、釣りにおいての使用を考えるとすこしネックになります。
釣りはいつ魚がかかるかわかりません。
それゆえにカメラをずーっと回し続けることが多いです。
その場合、GoPro本体とモバイルバッテリーをUSB-Cケーブルでつないで給電しながら撮影するケースもあります。
その際にHERO8だと、本体右側面にある1枚のバッテリーフタを開きっぱなしの状態でUSB-Cケーブルをつないでやらなければいけません。
さっきも言ったようにSDカードスロットもここにあるので、SDカードもむき出しの状態というわけです。
……なんかこわくないですか?w
釣りは当然水辺での撮影になります。
何かの拍子に水が飛んできたりする可能性も十分考えられます。
運悪くSDカードのところに水がかかってしまったらデータが消えるかもしれません。
バッテリー部分なら接続部分が水に触れて壊れてしまうかもしれません。
もっと言うなら海での使用を考えると、潮風に本体内部が晒され続けるってことです。
……なんかイヤじゃないですか!?w
従来のUSB-Cの差込口が左側面に別口になっていたならこの問題は回避できていました。
水がかかったとしても差込口が壊れるだけで、モバイルバッテリーでつないだ長時間撮影を諦めれば大きな痛手とはなりません。
しかし、撮影した大切なデータが消える可能性、本体が壊れる可能性、潮風によるダメージのことを考えると、どうしてもその不安が拭えません。
HERO8買う気満々だったのに、どうしたものか……。
従来のバッテリーとの互換性
HERO8からバッテリーも新規格に変更されています。
これまでの既存バッテリーも使用はできるみたいですが、HERO8で使用する場合はパワーが足りずに機能の一部が使えなくなるみたいです。
何ができて何ができなくなるのかはわかりませんが、フルでHERO8を使い尽くすためにはやはり新型の予備バッテリーも買い直しとなるわけです。
もちろん釣りで使う場合はそれが何個も必要となるわけですね……(悲)。
よいところは本当によいところ?
GoPro HERO8 Blackのよい点もよくよく考えると、コストを凌駕するほどのものなのかと思えてきます。
バッテリー交換の際にハウジングケースから取り出す手間が省けるというのも、そもそもバッテリー交換が面倒なので誤差でしかありません。
逆にハウジングケースがないことによって、本体むき出し状態での落下時のキズや破損、モニター割れが気になります。
フロントマイクの件も、釣り動画に関して言えば最大の敵は風です。
強風時に風防のないマイクでの動画撮影ほど酷なものはありません。
フロントマイクがついたことによって風の音を拾いやすくなっていたり(?)するかもしれませんね……。
最後に
長くなってしまいましたが、HERO7とHERO8は値段にしておよそ1万円の差があります。
正直まだどちらを買おうか悩んでいます……。
購入したらTwitterかInstagramでつぶやくと思うのでフォローよろしくお願いしますw
岩田ジュビ漏 (@iwatajubilou) | Twitter
https://www.instagram.com/iwatajubilou/
釣り用に購入を検討されている方の参考になれば幸いです!
それじゃあまた。